続き。
どっかでこんな意見を見かけた。
「サポートは悪いかも知れないが、その分OSは安い(二千円しない)のだからそれ相応と満足すべき」
つまり、OSの値段は下げる代わりにサポートをしないと言う事か。
まぁ、それでも良いと言う人達がいる以上、アップルのやり方は受け入れられているのだろう。
しかし、問題がある。
Mac を使ったビジネス案件での用途ではかなり苦戦を強いられるという事だ。
昨今のiPhoneブームから、Mac が取り上げられるケースが多くなり、ビジネスでも使いたいという顧客が増えている。
良いイメージ等が牽引しているらしく、主に顧客の好みやクールなイメージを売りにしたいらしい。
ただ、問題はAppleのサポートだ。
今までWindowsしか使って来なかった顧客はまさかAppleのサポートはMicrosoftの1/10以下ですよと言ってもピンと来ないだろう。
特に、新製品や新OSが発表・発売された時は地獄だ。
その新製品や新OSでの検証も十分でないのに、顧客は当然新しいモノでの動作を要求してくる。
もちろん、その新OSの間隔(スパン)が長ければ、それなりに対応できるのだが、MacのOSのスパンが短く、非常にタイトなスケジュールを求められる。
やってられない。
以上の事を踏まえて、Mac は個人用途には向くが、ビジネス用途には向かないと結論付けたい。
その根底には、Appleのサポートの冷徹さ、貧弱さが問題だということ。
それに目をつぶる勇気と行動力があれば、ビジネスでも何でも使えるだろう。
要はPCなのだから。
Macの価値は、Apple自身によって高められ、自身によって貶められている。
そんなふうに感じる。
※余談だが、MacはPG開発用途には非常に向いている。
それはUNIX GUI が、Mac OSによって使いやすくなったという1点に尽きると思う。
わざわざLinux を選択しなくても良いし、またインストール作業も要らない。
一般の人がわざわざWindows でなくMac を選ぶ機能的な根拠はほとんどない。
もちろん、Appleが好きだからとか、Microsoftが嫌いだからというのも良いが。
2012年8月31日金曜日
2012年8月30日木曜日
Appleサポートの冷徹さとmacの価値:前半
久々の投稿。
いい加減、Mac にも慣れたけど、ブログタイトル変更しようかな・・・。
「Mac」は愛そうと思えば愛せるけど、「Apple」は無理!
・・・と最近思えてきた。
つい一ヶ月前、mac で一大イベントが起きた。
Mountain Lion の発売だ。
もちろん、コアなMacユーザはすぐに飛びつく人が多い・・・と思いきや過去の例からすぐにはアップグレードしない人も居る。
なぜか?
もちろん、不具合が多いから・・・というのもあるが、今まで普通に使えていたアプリや周辺機器がいきなり使えなくなる事もあり得るからだ。
そんなのWindowsでも同じだろう・・・と思うだろうが、Windowsの場合は問題解決のスピードが速い。サードパーティ製のドライバー等はそのメーカーに新OS対応を委ねられているのだが、Mac対応のための社内リソースが少ないせいかとても対応が遅い。
そんな訳だが、今回のMountain Lion の場合は特に酷い。
まず、Mountain Lion(10.8) 発売によってSnow Leopard(10.6) のサポートが打ち切られた。
Apple は2つ前のOSはサポートしないらしいが、Snow Leopard(10.6) が発売されたのはちょうど3年前の2009/8末 だ。
去年の2011/7 に Lion(10.7) を発売したので、下手すると去年の前半頃に買った Mac が1年と少し経ったらサポート切れた・・・という事になる。
サポートの打ち切りというのは、セキュリティに関する件も含まれているので、最悪のケースで去年の6月に買った Mac が今年の8月にセキュリティに関してノーガード状態になる。
もちろん、サードパーティ製ウィルス対策ソフトとかを個人的に導入するのは可能だが、Safariやその他 Apple 謹製アプリケーションのセキュリティホールとかは全くの放置状態になる。
さらに酷いのは、Mountain Lion にアップグレードしたくても出来ないケースだ。
http://www.apple.com/jp/osx/how-to-upgrade/
上記のページに、Mountain Lion対応機種が書いてあるが、それ以外の機種は門前払いとなり、アップグレードパスは完全に失われる。
セキュリティサポートを得たいために、せめて Lion にアップグレードしたいと思ってもこれができない。
Lion のインストール(アップグレード)方法は主に2種類あり、AppStoreからネットワーク経由でインストールする方法と同じくAppStoreからUSBメモリ版 Lion インストーラーを買い、それを使ってのインストール(アップグレード)だ。
上記2つのLion の入手方法がなぜか Mountain Lion 発売と同時に失われ、Lion の正規入手方法が全くなくなってしまったのである。
(もし、手持ちのMacにLionがインストールされているものが一台でもあれば、そこからLion インストールのための突破口は存在する・・・が、手順は面倒くさい)
Appleは Snow Leopard をサポート対象外にするのなら、せめて Mountain Lion 非対応機種のために Lion のアップグレードパスを確保すべきだと思うし、それをしないApple は最悪だ。
後半に続く・・・
いい加減、Mac にも慣れたけど、ブログタイトル変更しようかな・・・。
「Mac」は愛そうと思えば愛せるけど、「Apple」は無理!
・・・と最近思えてきた。
つい一ヶ月前、mac で一大イベントが起きた。
Mountain Lion の発売だ。
もちろん、コアなMacユーザはすぐに飛びつく人が多い・・・と思いきや過去の例からすぐにはアップグレードしない人も居る。
なぜか?
もちろん、不具合が多いから・・・というのもあるが、今まで普通に使えていたアプリや周辺機器がいきなり使えなくなる事もあり得るからだ。
そんなのWindowsでも同じだろう・・・と思うだろうが、Windowsの場合は問題解決のスピードが速い。サードパーティ製のドライバー等はそのメーカーに新OS対応を委ねられているのだが、Mac対応のための社内リソースが少ないせいかとても対応が遅い。
そんな訳だが、今回のMountain Lion の場合は特に酷い。
まず、Mountain Lion(10.8) 発売によってSnow Leopard(10.6) のサポートが打ち切られた。
Apple は2つ前のOSはサポートしないらしいが、Snow Leopard(10.6) が発売されたのはちょうど3年前の2009/8末 だ。
去年の2011/7 に Lion(10.7) を発売したので、下手すると去年の前半頃に買った Mac が1年と少し経ったらサポート切れた・・・という事になる。
サポートの打ち切りというのは、セキュリティに関する件も含まれているので、最悪のケースで去年の6月に買った Mac が今年の8月にセキュリティに関してノーガード状態になる。
もちろん、サードパーティ製ウィルス対策ソフトとかを個人的に導入するのは可能だが、Safariやその他 Apple 謹製アプリケーションのセキュリティホールとかは全くの放置状態になる。
さらに酷いのは、Mountain Lion にアップグレードしたくても出来ないケースだ。
http://www.apple.com/jp/osx/how-to-upgrade/
上記のページに、Mountain Lion対応機種が書いてあるが、それ以外の機種は門前払いとなり、アップグレードパスは完全に失われる。
セキュリティサポートを得たいために、せめて Lion にアップグレードしたいと思ってもこれができない。
Lion のインストール(アップグレード)方法は主に2種類あり、AppStoreからネットワーク経由でインストールする方法と同じくAppStoreからUSBメモリ版 Lion インストーラーを買い、それを使ってのインストール(アップグレード)だ。
上記2つのLion の入手方法がなぜか Mountain Lion 発売と同時に失われ、Lion の正規入手方法が全くなくなってしまったのである。
(もし、手持ちのMacにLionがインストールされているものが一台でもあれば、そこからLion インストールのための突破口は存在する・・・が、手順は面倒くさい)
Appleは Snow Leopard をサポート対象外にするのなら、せめて Mountain Lion 非対応機種のために Lion のアップグレードパスを確保すべきだと思うし、それをしないApple は最悪だ。
後半に続く・・・
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