2012年8月31日金曜日

Appleサポートの冷徹さとmacの価値:後半

続き。

どっかでこんな意見を見かけた。
「サポートは悪いかも知れないが、その分OSは安い(二千円しない)のだからそれ相応と満足すべき」
つまり、OSの値段は下げる代わりにサポートをしないと言う事か。
まぁ、それでも良いと言う人達がいる以上、アップルのやり方は受け入れられているのだろう。

しかし、問題がある。
Mac を使ったビジネス案件での用途ではかなり苦戦を強いられるという事だ。
昨今のiPhoneブームから、Mac が取り上げられるケースが多くなり、ビジネスでも使いたいという顧客が増えている。
良いイメージ等が牽引しているらしく、主に顧客の好みやクールなイメージを売りにしたいらしい。

ただ、問題はAppleのサポートだ。
今までWindowsしか使って来なかった顧客はまさかAppleのサポートはMicrosoftの1/10以下ですよと言ってもピンと来ないだろう。
特に、新製品や新OSが発表・発売された時は地獄だ。
その新製品や新OSでの検証も十分でないのに、顧客は当然新しいモノでの動作を要求してくる。
もちろん、その新OSの間隔(スパン)が長ければ、それなりに対応できるのだが、MacのOSのスパンが短く、非常にタイトなスケジュールを求められる。
やってられない。

以上の事を踏まえて、Mac は個人用途には向くが、ビジネス用途には向かないと結論付けたい。
その根底には、Appleのサポートの冷徹さ、貧弱さが問題だということ。

それに目をつぶる勇気と行動力があれば、ビジネスでも何でも使えるだろう。
要はPCなのだから。
Macの価値は、Apple自身によって高められ、自身によって貶められている。
そんなふうに感じる。

※余談だが、MacはPG開発用途には非常に向いている。
 それはUNIX GUI が、Mac OSによって使いやすくなったという1点に尽きると思う。
 わざわざLinux を選択しなくても良いし、またインストール作業も要らない。
 一般の人がわざわざWindows でなくMac を選ぶ機能的な根拠はほとんどない。
 もちろん、Appleが好きだからとか、Microsoftが嫌いだからというのも良いが。

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